【5月5日 AFP】2月にフランス・リーグ1、オリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)を退団したサッカー指導者のアンドレ・ビラス・ボアス(Andre Villas-Boas)氏が、今月母国で行われるラリー・ポルトガル(Vodafone Rally de Portugal 2021)で世界ラリー選手権(WRC)デビューを飾ることになった。

 WRCが4日、「ポルトガルでは非常に大きな関心が57番の車に注がれることになる。FCポルト(FC Porto)やチェルシー(Chelsea)、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)を指揮し、以前から熱烈なラリーファンでもあるアンドレ・ビラス・ボアスが、WRCデビューを飾る」と発表した。

 ビラス・ボアス氏は、個人参加の選手用の上から3番目のクラス「WRC3」で、シトロエンC3(Citroen C3)を運転する。

 43歳のビラス・ボアス氏は2月にマルセイユを退団した後、サッカー界から離れていた。2018年にはダカールラリー(Dakar Rally 2018)に挑戦したが、腰の負傷でリタイアを強いられた。

 ラリー・ポルトガルは5月20日から23日にかけて行われる。(c)AFP