【5月3日 AFP】イランで収監されている米国人4人の釈放をめぐり、米国とイランの間で合意がなされたとする国営イラン放送(IRIB)の報道について、ロン・クレイン(Ron Klain)米大統領首席補佐官は2日、真実でないと否定した。

 米CBSテレビの番組「フェース・ザ・ネーション(Face the Nation)」に出演したクレイン氏は「残念ながら、その報道は真実ではない」と言明。「この4人の米国人を釈放するという合意はない。彼らを釈放させるために、われわれは懸命に取り組んでいる。これまでのところ、この米国人4人を帰国させるという合意はない」と説明した。

 これに先立ち、IRIBは「ある情報筋」の話として、スパイとされ収監されている米国人4人の釈放と引き換えに、制裁を回避したとして収監されているイラン人4人の釈放と、凍結されているイラン資金70億ドル(約8000億円)の解除で米国が合意したと報じていた。

 クレイン氏は番組で、イラン当局が政治的圧力を強めて米政権から譲歩を引き出す狙いで情報を漏らしたのではないかとの問いに、「そうではない」と返答。「繰り返しになるが、われわれは彼らを帰国させるのに懸命に取り組んでいる。これができた際には、当然ながら喜んでそのことを伝えるだろう」と述べるにとどまった。(c)AFP