【5月2日 AFP】テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2021)は1日、女子シングルス2回戦が行われ、大会第1シードのアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)と第14シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)はどちらも勝利し、3回戦で顔を合わせることになった。

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 世界ランキング1位のバーティは、タマラ・ジダンセク(Tamara Zidansek、スロベニア)に苦しめられながらも、6-4、1-6、6-3で勝利。シフィオンテクも6-3、6-3でラウラ・シグムンド(Laura Siegemund、ドイツ)に快勝し、過去2年の全仏オープン(French Open)女王同士の楽しみな対戦が16強で実現した。

 バーティは2019年の全仏オープンで四大大会(グランドスラム)のシングルス初優勝を飾り、一方のシフィオンテクは昨年、2018年大会女王のシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)らを破って大会を制覇するサプライズを起こした。

 バーティは「本当にエキサイティング」と話し、「試合を楽しみにしている。何か月か前に一度メルボルンで打ったことがある」と続けた。

「本当に見事なテニスをしている。クレーでの動きがすごく良いし、どちらの脚でも滑れる。ボディーコントロールが素晴らしい」

「初対戦ということで難しい試合になるし、最初は少し、お互いのプレーやスタイルのかみ合わせを探る展開になると思う」

 ペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)とアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)のグランドスラム優勝経験者同士の対戦は、6-4、7-5で第9シードのクビトバが競り勝った。15シードのジョアンナ・コンタ(Johanna Konta、英国)は、2017年大会ベスト4で、今大会は予選から勝ち上がってきたアナスタシヤ・セバストワ(Anastasija Sevastova、ラトビア)に3-6、3-6で敗れた。(c)AFP