【5月1日 AFP】テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2021)は30日、女子シングルス1回戦が行われ、大会第2シードの大坂なおみ(Naomi Osaka)は土居美咲(Misaki Doi)との日本人対決を7-5、6-2で制し、2回戦進出を決めた。

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 クレーコートでの初優勝を目指す大坂は、序盤にサービスゲームを破られる展開から立て直すと、逆に5回のブレークを奪って87分で快勝。最後はこの日6本目のエースで試合を決めた。

 大坂は試合後、他の日本人との対戦について「余計な重圧をたくさん感じるのは確か」と話し、「彼女(土居)は私との試合で普段以上のプレーをすると感じるし、いつも予想が難しい。だから自分の感情をコントロールするのも少し大変」と続けた。

 それでも世界79位の土居に対して3戦全勝とした大坂は、2回戦でチェコのカロリーナ・ムチョバ(Karolina Muchova)と対戦する。

 その他の試合では、2016年と2017年の大会覇者で第3シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)が6-0、7-5でサラ・ソリベストルモ(Sara Sorribes Tormo、スペイン)を下した。

 第5シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka、ベラルーシ)は6-1、6-2でベラ・ズボナレワ(Vera Zvonareva、ロシア)に快勝し、マドリード・オープンで初の初戦突破を果たした。

 第6シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)は新鋭コリ・ガウフ(Cori Gauff、米国)を5-7、6-3、6-2のフルセットで退けた。(c)AFP