【5月1日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間1日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は318万2408人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも1億5130万7700人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

 検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 4月30日には世界全体で新たに1万4048人の死亡と85万9743人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの3523人。次いでブラジル(2595人)、米国(847人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに57万6232人が死亡、3234万5712人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は40万3781人、感染者数は1465万9011人。以降はメキシコ(死者21万6907人、感染者234万4755人)、インド(死者21万1853人、感染者1916万4969人)、英国(死者12万7517人、感染者441万6623人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはハンガリーの285人。次いでチェコ(274人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(261人)、モンテネグロ(238人)、ブルガリア(236人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が106万9708人(感染5043万7371人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が91万9816人(感染2883万1722人)、米国・カナダが60万436人(感染3356万2118人)、アジアが33万9110人(感染2606万8186人)、中東が13万480人(感染780万3930人)、アフリカが12万1805人(感染456万1052人)、オセアニアが1053人(感染4万3326人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP