【5月1日 AFP】サッカードイツカップ(German Cup 2020-21)は30日、準決勝の試合が行われ、RBライプツィヒ(RB Leipzig)はエミル・フォースベリ(Emil Forsberg)の決勝ゴールでヴェルダー・ブレーメン(Werder Bremen)を延長戦の末に2-1で下し、決勝に進出した。

 試合は0-0で延長戦に突入すると、開始早々に黄喜チャン(Hee-Chan Hwang、ファン・ヒチャン)の得点でライプツィヒが先制に成功。その後レオナルド・ビッテンコート(Leonardo Bittencourt)に同点弾を許したが、途中出場のフォースベリが終了間際に劇的なボレーシュートを決め、ライプツィヒが勝利を収めた。

 フォースベリは「まだ試合に出て5分くらいしかたっていなかったが、ゴールを奪うには十分だった」とコメント。ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)か、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)を破った2部ホルシュタイン・キール(Holstein Kiel)と対戦する5月13日の決勝へ向けて「みんな決勝に勝ち上がれて非常に満足しているし、とても楽しみにしている」と話した。

 また、来季からバイエルンを率いることになったライプツィヒのユリアン・ナーゲルスマン(Julian Nagelsmann)監督は、ドイツカップのタイトルを置き土産に2シーズンを過ごしたチームを去ることができるかもしれない。

 27日にバイエルンの新監督に就任することが決まったナーゲルスマン監督は、「選手たちは懸命に戦った。クラブにとっては慌ただしい一週間だったが、チームは勝利にふさわしかった」と振り返り、「ライプツィヒにタイトルをもたらして締めくくれたら最高だ」と話した。(c)AFP