【4月29日 AFP】人類初の月面着陸に成功したアポロ11号(Apollo 11)に搭乗した米宇宙飛行士マイケル・コリンズ(Michael Collins)氏が28日、がんの闘病の末、死去した。90歳。家族が発表した。

 コリンズ氏は1930年、イタリア・ローマ生まれ。父親は同市の駐在武官を務める米軍将校だった。空軍に入隊し戦闘機パイロットとなり、少将に昇格した後、退役した。

 アポロ11号ミッションでは、1969年7月20日、ニール・アームストロング(Neil Armstrong)船長と乗組員のバズ・オルドリン(Buzz Aldrin)飛行士が月面に降り立つ間、司令船を操縦した。(c)AFP