【4月28日 CGTN Japanese】山東省(Shandong)済南市(Jinan)などで24日から3日間の日程で開催されていたイベント「中日韓マッチング協力発展in山東」の一環として26日、孔子の故郷・曲阜(Qufu)への訪問活動が行われました。

 この訪問は3カ国の企業、地方自治体の代表に儒家思想の精髄と魅力を感じてもらうとともに、3カ国の政府と国民に「和」の精神を重んじ、共に困難を乗り越えるよう呼びかけることを狙いとしています。

 中日韓3カ国の代表は孔子博物館、孔子廟を見学したほか、孔子の生涯を紹介する舞台を観賞しました。

 中国日本商会副会長、日中経済協会北京事務所所長の川合現氏は、「日中韓を強く結びつけているのが儒教文化だと思う。特に日本の場合、儒教が江戸時代には教育の柱だったということもあり、日本の先人たちはきっとここに来たかったのだろうと思いながら参観した。とても感慨深いものがあった」と述べました。

 三菱商事(青島)有限公司の本多亮董事長兼総経理は、「山東省は孔子、孟子の故郷だということ、脈々とした知恵が生き続けていることを分かるためには非常に良い最終日のツアーだった」と話しました。

「中日韓マッチング協力発展in山東」の開催について、川合氏は、「山東省の熱意を非常に感じた。日本と韓国に近いという地の利を生かして、日中韓3カ国でビジネス関係者と地方自治体の関係者を集めるというコンセプトが非常に優れている。タイミングとしても、RCEP(域内包括的経済連携)の署名が去年行われた後で、ちょうどいいタイミングだった。山東省の発展ぶりを市レベルの説明で聴けたので、各市が今どのように産業政策を進めているのかをよく理解することができた。また、ビジネスマッチングで、一部だったが企業の具体的なニーズも聴けたため、われわれとしても日本企業と中国企業とのビジネスマッチングのお手伝いにつなげていければと思っている」との考えを述べました。

 また、本多氏は、「日本ではまだまだコロナウイルスが収束していないため、日本人から見ると、このようなイベントは少し無理かなと思っている人もいるかもしれない。しかし、中国ではほぼ終息していて、このようなイベントは通常にできる状態に戻っていると思う」と中国のコロナ対策を評価した上で、「山東省が本当に日本と韓国の企業を歓迎し、望んでくれているということを心から感じた。その歓迎ムードに非常に感謝している。マッチングは簡単になし得るものではないと思うが、こうやってお互いを紹介し合うことで、山東省にどんな企業があって、どんな課題、悩みを抱えているのかもよく分かり、次につながるイベントになった。ぜひこのようなイベントを続けていただきたい」と話しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News