インテル勝利で優勝にまた前進 コンテ監督「勝ち点9に値」
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【4月26日 AFP】20-21イタリア・セリエAは25日、第33節の試合が行われ、首位インテル(Inter Milan)はDFマッテオ・ダルミアン(Matteo Darmian)のゴールが決勝点となってホームでエラス・ベローナ(Hellas Verona)を1-0で下し、リーグ優勝にあと一歩と迫った。
76分、アクラフ・ハキミ(Achraf Hakimi)のお膳立てからダルミアンが決勝点をマークしたインテルは、残り5試合になる中、10人のボローニャ(Bologna FC)に5-0で大勝し暫定2位に浮上したアタランタ(Atalanta)に11ポイント差をつけている。
同じくトップ4入りを目指すラツィオ(SS Lazio)とのアウェーゲームを26日に控えているACミラン(AC Milan)は、さらに2ポイント離れ3位となっている。
インテルを率いるアントニオ・コンテ(Antonio Conte)監督は「きょうの勝利は勝ち点3でも6でもなく、9に値する」とコメントした。「スクデット(リーグ制覇)に向けて95パーセントのところまで来た。まだ成し遂げてはいないが、迫っている」
昨シーズンのリーグ戦で2位に終わったインテルは、早ければ今週末にも2009-10シーズン以来のリーグ制覇が決まる可能性がある。
一方、王者ユベントス(Juventus)は敵地でフィオレンティーナ(Fiorentina)と1-1で引き分け、消化試合数が一つ少ないミランと勝ち点で並び4位となっている。
ミッドウイークにマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)とのヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2020-21)準決勝第1戦を控えている7位のASローマ(AS Roma)は、カリアリ(Cagliari Calcio)に2-3で敗れた。
ホームで勝利したカリアリは17位に浮上しており、1部残留に向けて弾みのつく結果となった。(c)AFP/Emmeline MOORE