【4月22日 AFP】20-21スペイン1部リーグは21日、第31節の試合が行われ、欧州スーパーリーグ騒動に揺れるレアル・マドリード(Real Madrid)は3-0でカディス(Cadiz CF)を下し、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)に勝ち点で並び暫定首位に立った。

 カリム・ベンゼマ(Karim Benzema)が2ゴール、1アシストと全得点に絡み、30分から40分にかけて3ゴールを奪ったレアルは、アトレティコを直接対決の結果で上回り首位の座を奪った。

 アトレティコは22日にホームにSDウエスカ(SD Huesca)を迎える。

 19日に発表された欧州スーパーリーグ構想は各方面から批判が集まり、これまでに12クラブ中10クラブが撤退を表明している。そうした中でレアルは依然として構想に残っており、選手たちにも動揺があるかと思われたが、ここ数日間の大騒動の不安を感じさせない勝利となった。(c)AFP/Thomas ALLNUTT