【4月21日 CGTN Japanese】ボアオ国際会議センターで19日、ボアオ・アジアフォーラム2021の「高齢化社会を迎えるー高齢化社会ガバナンス」」をテーマとするサブフォーラムが開催されました。ボアオ・アジアフォーラム諮問委員会主席の福田康夫元首相がこの会議にリモートで参加し、基調講演を行いました。

 福田元首相はその中で、出生率の減少や環境保護と資源の有限性、そしてグローバルガバナンスなどの問題に触れ、「世界のさらなる発展のために、グローバルガバナンスの重要性を認識する必要がある」と指摘しました。

 また、国の未来を維持するために出生率の向上が急務であると指摘したうえで、若者が子どもを育てやすい環境づくりの重要性を強調し、同時に「最新技術の活用によって、経済活動面での人口不足(の影響)を補う方法もある」と示しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News