【4月20日 AFP】香港当局は20日、インド首都ニューデリー発の航空便の乗客少なくとも53人が、新型コロナウイルスの検査で陽性と判定されたと発表した。香港は新たな感染拡大を懸念し、インドからの航空便の乗り入れを急きょ禁止した。

 乗客らは4日、インドの航空会社ビスタラ(Vistara)便で到着。世界的に見ても特に厳しい入境制限が設けられている香港で、乗客らは3週間の強制隔離に入り、この期間中に陽性が判明した。同機の定員は188人だが、搭乗者数は公表されていない。

 香港は「高リスク」に分類した英国や南アフリカ、インド、パキスタン、米国など25の国・地域からの渡航者全員に対し、出発前72時間以内の検査陰性証明書の提出を義務付けている。

 香港で新型コロナ変異株N501Yが初めて検出されたことを受け、当局は20日から、インド、パキスタン、フィリピンを「極めて高リスク」のカテゴリーに分類し、3か国発の全便の乗り入れを2週間禁止した。

 インドでは感染が急拡大しており、ニューデリーでは19日夜からロックダウン(都市封鎖)が実施されている。(c)AFP