【4月20日 AFP】男子テニス、世界ランク4位のドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)は19日、新型コロナウイルスの影響による「虚無感」に悩まされながらも、膝の痛みが消え次第、来月上旬に開催されるマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2021)でツアーに復帰する計画であることを明らかにした。

 昨年9月に行われた全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2020)決勝で、アレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)を下して優勝した後、ティエムは「強い幸福感」に満たされているとしながらも「今季の準備に際して、穴に落ちた」と語った。

 さらには「深刻なものではないが、ある程度の虚無感がある。先週の(サッカー欧州)チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)も、あまりにも悲惨で見ていられなかった」と明かすと、欠場を決めたモンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2021)についても「ほとんど結果を追っていなかった」と続けた。

 現在27歳のティエムは、同日付の地元紙「デア・シュタンダルト(Der Standard)」のインタビュー中で、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)による精神的緊張が続いていることも言及。マイアミ・オープン(Miami Open 2021)とモンテカルロ大会に続き、セルビア・オープン(Serbia Open 2021)を辞退した一番の理由は「左膝のちょっとした問題」であると説明し、間もなく回復するだろうとの認識を示した。

 また、2月の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2021)で16強止まりとなった後、カタール・エクソンモービル・オープン(Qatar ExxonMobil Open 2021)とドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2021)でも早期敗退を喫したことを振り返り、「体調が100パーセントでなければ、もうすでに負けている」とコメント。大会を見送った決断については、「その方が賢明だろう。可能と判断したときに復帰するべきだ」と語った。(c)AFP