【4月18日 AFP】21F1第2戦エミリアロマーニャGP(Emilia-Romagna Grand Prix 2021)は17日、予選が行われ、アルファタウリ(AlphaTauri)のルーキー角田裕毅(Yuki Tsunoda)はQ1でクラッシュし、決勝は最後尾からのスタートとなった。

 開幕戦バーレーンGP(Bahrain Grand Prix 2021)では9位に入賞した角田だが、この日はQ1のシケイン出口でバリアーに突っ込んでしまった。角田は「まず、自分の体は大丈夫。問題ない」と話した。

「入り口でプッシュし過ぎた。それでとても不安定な状態になり、マシンをコントロールできず、スピンしてバリアーに突っ込んでしまった」

「マシンは素晴らしかったのに、大きなミスをしてしまった。チームに本当に申し訳ないし、あした巻き返すしかない」

 上位では、メルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)が通算99回目のポールポジションを獲得。レッドブル(Red Bull)のセルヒオ・ペレス(Sergio Perez)が最前列を確保し、開幕戦2位の同僚マックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)は3番手となった。

 開幕戦で優勝しているハミルトンは「もちろん、素晴らしい一日だった」と話し、「レッドブルの2台を上回れるとは全く予想していなかった。今週末はすごく速かったから」と続けた。

「最後のラップは特にそうだが、予選に向かう段階で、何か特別なことが必要になると分かっていた。レッドブルは週末を通じて速かったから、勝つには完璧に近いラップを刻んで、もう少し頑張る必要があった。正直に言って、自分でもできるかどうか分からなかった」

 フェラーリ(Ferrari)のシャルル・ルクレール(Charles Leclerc)が4番手に入り、アルファタウリのピエール・ガスリー(Pierre Gasly)が5番手、マクラーレン(McLaren)のダニエル・リカルド(Daniel Ricciardo)が6番手に入った。2番手かと思われたマクラーレンのランド・ノリス(Lando Norris)はトラックリミット違反でタイムが抹消され、7番手という結果だった。

 ハミルトンの同僚バルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)は8番手にとどまり、アルピーヌ(Alpine F1)のエステバン・オコン(Esteban Ocon)、アストンマーティン(Aston Martin F1)のランス・ストロール(Lance Stroll)が続いた。(c)AFP