【4月16日 AFP】サッカーヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2020-21)は15日、各地で準々決勝第2戦が行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)はホームでグラナダ(Granada CF)を2-0で下し、2戦合計スコア4-0で準決勝に駒を進めた。

 敵地での第1戦を2-0で制していたユナイテッドは、ポール・ポグバ(Paul Pogba)の落としをエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)が突き刺し、6分に先制した。

 その後、グラナダの反撃に遭ってピンチもあったユナイテッドだが、試合終了間際にヘスス・バジェホ(Jesus Vallejo)のオウンゴールで追加点を挙げ、勝ち上がりが決まった。

 ASローマ(AS Roma)はアヤックス(Ajax)と1-1で引き分けたものの、2戦合計スコア3-2で勝利し、準決勝ではユナイテッドと対戦することになった。

 試合の大半で劣勢だったローマは、72分にエディン・ジェコ(Edin Dzeko)が同点ゴールを奪い、4強入りを確実なものにした。

 敵地オールド・トラフォード(Old Trafford)での2006-07シーズンの欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)準々決勝で、ユナイテッドに1-7と大敗したローマは、次の対戦で前回の雪辱を果たそうとするはずだ。

 アーセナル(Arsenal)はアウェーでスラビア・プラハ(Slavia Prague)を4-0で下し、2戦合計5-1で4強入り。ビジャレアル(Villarreal CF)はホームでディナモ・ザグレブ(Dinamo Zagreb)に2-1で勝利し、同3-1で準決勝に進んだ。

 ホームでの第1戦、試合終了間際にトマシュ・ホレシュ(Tomas Holes)に同点弾を決められアウェーゴール差でリードされていたアーセナルは、前半の6分間でニコラ・ペペ(Nicolas Pepe)、アレクサンドレ・ラカゼット(Alexandre Lacazette)、ブカヨ・サカ(Bukayo Saka)が立て続けにゴールを決めた。

 77分にはラカゼットにこの日2点目が生まれ、公式戦で23試合負け無しだったスラビアに土をつけた。

 アーセナルが準決勝で対戦するビジャレアルは、ミケル・アルテタ(Mikel Arteta)監督の前にチームを率い、自身4度目のヨーロッパリーグ制覇を目指すウナイ・エメリ(Unai Emery)監督が指揮官を務めている。(c)AFP