【4月16日 CNS】中国・甘粛省(Gansu)敦煌市(Dunhuang)の鳴沙山(Mingsha Mountain)にある月牙泉風景区に、ラクダ専用の信号が登場した。世界で初めてとみられ、ラクダの一群が信号に従って止まったり歩いたりする姿は、新たな観光の目玉となりそうだ。

 敦煌市によると、景勝地内のラクダの歩行ルートが観光客向けの歩道や車道と交差しているため、道路が渋滞し、人の流れが妨げられることが時々あった。このため風景区の担当者が道路の両側に縦長の大きな信号を設置した。

 飼い主が赤信号で立ち止まるとラクダもゆっくり止まり、青信号になると飼い主の後を歩き出す。観光客やドライバーは、ラクダが横断する姿を笑顔で見守っている。(c)CNS/JCM/AFPBB News