【4月13日 AFP】ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領は13日、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領と電話会談し、ロシアとウクライナとの間で高まっている緊張を緩和するよう求めるとともに、第三国での首脳会談を提案した。

 米ホワイトハウス(White House)の声明によると、バイデン氏は「ロシアが突如、クリミア(Crimea)やウクライナ国境で軍備を増強したことに懸念を表明」し、ロシアに緊張緩和を要請。「米国の国益に合致し、なおかつ安定して予測可能なロシアとの関係を構築するという自身の目標を再確認」するとともに、「米国とロシアが直面するあらゆる問題を議論するため、第三国での数か月内の首脳会談実施を提案」した。

 両氏の首脳会談は、実現すれば初めてとなる。バイデン氏は、ロシアによる米選挙干渉疑惑のほか、投獄され体調が悪化している野党勢力指導者アレクセイ・ナワリヌイ(Alexei Navalny)氏に対する扱いなどをめぐり、ロシアに対して強硬姿勢を取っている。

 ウクライナ情勢をめぐる緊張は最近、国境地帯でのロシア軍の活動をめぐり急激に悪化。米政府によると、国境付近に展開するロシア軍の規模は、ロシアがウクライナに侵攻した2014年以来、最大となっている。

 ロシアは13日、軍配備は「訓練演習」のためだと反論。北大西洋条約機構(NATO)がロシアに及ぼす脅威に対処したものだと主張していた。(c)AFP