【4月6日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領(68)は5日、自らの続投をさらに2期可能とする法案に署名し、同法は成立した。プーチン氏は2036年まで大統領の座にとどまることが可能になる。

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 すでに20年以上にわたって政権を握るプーチン大統領は昨年、国民投票で圧倒的支持を得て可決された改憲の一環として同法案を提出。法案は、先月議会を通過した。

 同法は大統領の任期制限をリセットし、プーチン氏が現在の2期目が終了する2024年以降に再び選挙に出馬できるようにしたもの。

 プーチン氏は2000年に初めて大統領に選出され、当時の任期4年を連続2期務めた。2008年には盟友のドミトリー・メドベージェフ(Dmitry Medvedev)氏が大統領に就任し、その間、自らは首相を務めた。その後の2012年、任期が新たに6年に延長された大統領職にプーチン氏は復帰、2018年に再選を果たした。(c)AFP