【4月13日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間12日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は293万7355人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも1億3595万2650人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

 検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 11日には世界全体で新たに7993人の死亡と60万1284人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはブラジルの1803人。次いでインド(904人)、イタリア(331人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに56万2066人が死亡、3119万7872人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は35万3137人、感染者数は1348万2023人。以降はメキシコ(死者20万9338人、感染者228万213人)、インド(死者17万179人、感染者1352万7717人)、英国(死者12万7087人、感染者436万9775人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはチェコの261人。次いでハンガリー(242人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(222人)、モンテネグロ(219人)、ブルガリア(207人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が99万8343人(感染4641万9142人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が83万2423人(感染2625万3240人)、米国・カナダが58万5379人(感染3225万6410人)、アジアが28万5594人(感染1964万1260人)、中東が11万8899人(感染699万816人)、アフリカが11万5712人(感染435万1619人)、オセアニアが1005人(感染4万165人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP