離脱者続出のバイエルンがドロー PSGとのCL第2戦に不安
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【4月11日 AFP】20-21ドイツ・ブンデスリーガ1部は10日、第28節の試合が行われ、首位バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)はホームでウニオン・ベルリン(1. FC Union Berlin)と1-1で引き分け、3日後に控えるパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)準々決勝第2戦に不安を残した。
本拠地アリアンツ・アレーナ(Allianz Arena)でバイエルンは、68分に18歳ジャマル・ムシアラ(Jamal Musiala)のゴールで先制したが、86分にマルクス・イングバルトセン(Marcus Ingvartsen)に同点ゴールを許した。
バイエルンの守護神マヌエル・ノイアー(Manuel Neuer)はスカイ・ドイツ(Sky Germany)に対し、「とても腹立たしい。長い時間良いプレーをしていたのは自分たちだったし、勝利に値した」と悔しさをにじませた。
バイエルンはエースのロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)が負傷し、サージ・ナブリー(Serge Gnabry)は新型コロナウイルス陽性になるなど、9選手が戦列を離れている中で、この日はポルトガル1部リーグのベンフィカ(Benfica)からローンで加入しているリザーブチームのチアゴ・ダンタス(Tiago Dantas)と、ヨシプ・スタニシッチ(Josip Stanisic)を先発で起用した。
バイエルンはホームでPSGに2-3で敗れており、パリで行われる13日の第2戦では大逆転が必要になる。
RBライプツィヒ(RB Leipzig)はアウェーでヴェルダー・ブレーメン(Werder Bremen)に4-1で勝利し、バイエルンとの差を5ポイントに縮めた。
4位フランクフルト(Eintracht Frankfurt)はホームで3位VfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)に4-3で競り勝ち、1960年以来のチャンピオンズリーグ出場にさらに前進した。
鎌田大地(Daichi Kamada)、ルカ・ヨビッチ(Luka Jovic)、アンドレ・シウバ(Andre Silva)、エリック・ドゥルム(Erik Durm)が得点を記録したフランクフルトは、VfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)に3-2で競り勝った5位ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)に7ポイント差をつけている。(c)AFP