マンU先勝 アーセナルは終了間際の失点でドロー EL準々決勝
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【4月9日 AFP】サッカーヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2020-21)は8日、各地で準々決勝第1戦が行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)はグラナダ(Granada CF)を2-0で下した。
初出場となるヨーロッパリーグで快進撃を見せているグラナダのホームに乗り込んだユナイテッドは、DFビクトル・リンデロフ(Victor Lindelof)のロングフィードに走り込んだマーカス・ラシュフォード(Marcus Rashford)が31分に先制点を決めた。
すると終盤、ペナルティーエリアのボールのない所で倒されたブルーノ・ミゲル・フェルナンデス(Bruno Miguel Fernandes)がPKを蹴ると、ボールは相手GKの手をはじいてネットに吸い込まれた。
敵地で白星を挙げたユナイテッドだが、来週オールド・トラフォード(Old Trafford)で行われる第2戦では、この日イエローカードを受けて出場停止が決まったキャプテンのハリー・マグワイア(Harry Maguire)、ルーク・ショー(Luke Shaw)とスコット・マクトミネイ(Scott McTominay)の3選手を欠くことになる。
ユナイテッドのオレ・グンナー・スールシャール(Ole Gunnar Solskjaer)監督は「完璧な夜にはならなかった」と話し、「イエローカードが3枚出され、3人が出場停止になった。2-0というのは非常に良い結果。スペインに来るのがどれほど難しいことかは分かっている」と続けた。
■アーセナルは勝利飾れず
一方、アーセナル(Arsenal)はホームで先制しながらも後半アディショナルタイムに失点をし、スラビア・プラハ(Slavia Prague)と1-1で引き分けた。
リーグ戦の低迷により、今季はヨーロッパリーグがタイトルを獲得する上で唯一の望みとなっているアーセナルは、途中出場のニコラ・ペペ(Nicolas Pepe)がゴールを挙げ、86分に先制した。
しかし94分、CKから最後はトマシュ・ホレシュ(Tomas Holes)にヘディングを決められて勝利を逃した。今大会でレスター・シティ(Leicester City)やグラスゴー・レンジャーズ(Glasgow Rangers)を撃破しているスラビアは、公式戦の無敗を22試合にまで伸ばしている。
今季の欧州カップ戦でイタリア勢として唯一勝ち残っているASローマ(AS Roma)は、アウェーで先制されながらも2点を奪い、アヤックス(Ajax)に2-1で勝利した。
また、ウナイ・エメリ(Unai Emery)監督が率いるビジャレアル(Villarreal CF)は、前半終了間際にジェラール・モレノ(Gerard Moreno)がPKを決め、敵地でディナモ・ザグレブ(Dinamo Zagreb)を1-0で下した。(c)AFP