【4月7日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間6日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は286万2002人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも1億3171万1580人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

 検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 5日には世界全体で新たに7262人の死亡と47万9809人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはブラジルの1319人。次いでインド(446人)、ウクライナ(430人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに55万5615人が死亡、3078万5412人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は33万2752人、感染者数は1301万3601人。以降はメキシコ(死者20万4399人、感染者225万1705人)、インド(死者16万5547人、感染者1268万6049人)、英国(死者12万6862人、感染者436万2150人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはチェコの254人。次いでハンガリー(229人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(212人)、モンテネグロ(210人)、ベルギー(200人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が97万4318人(感染4495万6724人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が80万99人(感染2535万6063人)、米国・カナダが57万8703人(感染3179万1408人)、アジアが27万7699人(感染1858万28人)、中東が11万6113人(感染670万5434人)、アフリカが11万4066人(感染428万2917人)、オセアニアが1004人(感染3万9013人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP