レッズ外野手が2試合出場停止に 大乱闘で相手挑発
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【4月6日 AFP】米大リーグ(MLB)、シンシナティ・レッズ(Cincinnati Reds)のニック・カステラノス(Nick Castellanos)外野手は5日、先日のセントルイス・カージナルス(St. Louis Cardinals)戦でベンチ総出の大乱闘を引き起こしたとして、2試合の出場停止処分を受けた。
MLBの発表文によると、レッズの本拠地グレート・アメリカン・ボール・パーク(Great American Ball Park)で行われた3日の試合で両軍が衝突したのは、カステラノスの「挑発的な行為」が要因であるとされている。罰金(金額非公表)も科されたという同選手は、この件で異議申し立てを行っており、結論が出るまで処分は凍結される。
レッズではエウヘニオ・スアレス(Eugenio Suarez)内野手とジェシー・ウィンカー(Jesse Winker)外野手が、カージナルスではノーラン・アレナド(Nolan Arenado)三塁手とジョーダン・ヒックス(Jordan Hicks)投手、そしてヤディアー・モリーナ(Yadier Molina)捕手が金額非公表の罰金処分を受けた。
今回の乱闘騒動が起きたのは、レッズの攻撃で迎えた4回裏だった。カージナルスのジェイク・ウッドフォード(Jake Woodford)から死球を受けて出塁していたカステラノスは、ホームインの際にベースカバーに入っていた同投手と激しく接触して怒りをあらわにした。
この場面では、ウッドフォードが本塁に滑り込んだカステラノスの背中に膝を押しつけているように見えた。そして、カステラノスが力を見せつけるようなポーズで挑発すると、両ベンチから選手が飛び出して大乱闘に発展した。(c)AFP