米核司令部が謎のツイート… 「犯人」は在宅職員の子ども
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【3月31日 AFP】米国の核兵器を運用する米戦略軍(US Strategic Command)の公式ツイッター(Twitter)アカウントで、「;l;;gmlxzssaw」という謎の投稿があり、核発射コードではないかとの冗談や、国防総省がハッキングされたとの見方、さらには政治陰謀説を信じる人へのメッセージだとの説まで飛び出す騒ぎとなった。だがこの投稿をしたのは、在宅勤務中のツイッター担当者の子どもだった。
米戦略軍のケンダル・クーパー(Kendall Cooper)氏は国内メディアの取材に対し「ツイッター担当者がテレワーク中、アカウントを開いたまま席を離れた。その間に、まだ小さな彼の子どもがキーボードで遊び始め、不運なことに、図らずもツイートを投稿してしまった」と説明した。米戦略軍は30分後、このツイートは手違いだったと投稿。その後、投稿はいずれも削除された。
米戦略軍は以前にも、ソーシャルメディア上で騒動を起こしていた。2018年12月、米ニューヨーク・タイムズスクエア(Times Square)で大みそかに行われる恒例行事「ボールドロップ」に合わせたジョークとして、これよりも「はるかに大きな」ものを投下する準備ができているとして、米軍のステルス戦略爆撃機「B2」が爆弾2発を投下するビデオをツイッターに投稿。後にツイートを削除し、「悪趣味」だったとして謝罪した。(c)AFP