【3月29日 AFP】(更新)エジプトのスエズ運河(Suez Canal)で座礁していた巨大コンテナ船「エバーギブン(Ever Given)」が29日、離礁に成功し、ほぼ1週間ぶりに運河の通航が再開された。

 スエズ運河庁(SCA)によると、同庁のオサマ・ラビ(Osama Rabie)長官は同日午後3時(日本時間同10時)ごろ、スエズ運河での船舶の通航再開を宣言。だが同庁は、運河の南北両端で発生している船舶の渋滞を解消するには3日以上かかるとの見通しを示している。

 周辺地域の住民は、同船が離岸する様子を驚きのまなざしで見守った。ある住民は「船が動くのを見られてうれしい」と語った。(c)AFP