【3月29日 CGTN Japanese】北京市政府新聞弁公室の最新の発表によりますと、北京市は日本人を含む外国人全員の新型コロナワクチン接種を全面的に開始しました。自発的な申請、インフォームドコンセントなどの前提の下、要件を満たす北京在住の外国人を同市のコロナワクチン接種者の範囲に組み入れるとのことです。

 北京で接種を受ける外国人は18歳以上という要件を満たさなければなりません。原則として、北京で働く外国人は所属機関を、大学の教師と学生は学校を、その他の人は所属するコミュニティーを通じて予約します。予約が完了した後、市内の各区は実情に合わせて外国人に近い場所での接種を手配するとしています。

 外国人が接種できるワクチンは中国産の不活化ワクチンで、全過程で2回接種する必要があります。北京市社会保障医療保険に加入している外国人は、現場で北京市医療保険加入証明書を提示すれば、無料で接種することができます。北京市社会保障医療保険に加入していない外国人に接種の意思がある場合、自費での接種となります。(c)CGTN Japanese/AFPBB News