【3月29日 AFP】ドイツ・リューネン(Lunen)で28日、旧石炭火力発電所の一部が、3回に分けて爆破解体された。対象となったのは高さ110メートルの冷却塔と同250メートルの煙突、そしてボイラーが入っていた高さ70メートルの建屋だ。解体には420キロの火薬類が使われた。1938年に稼働を開始したこの旧発電所の解体は、2020年6月に始まった。ドイツでは石炭火力による発電が同国のエネルギー全体の4分の1を占めているが、2038年までに石炭による発電を中止することが決まっている。

 映像は28日撮影・一部提供。(c)AFP