【3月27日 AFP】ツール・ド・フランス(Tour de France)の主催者は26日、2023年大会のスタート地点はスペイン・バスク(Basque)自治州のビルバオ(Bilbao)になることを明らかにした。

 世界最高峰の自転車ロードレースであるツールが、フランスとスペインにまたがるバスク地方で開幕するのは、サンセバスチャン(San Sebastian)でスタートした1992年大会以来、これが2回目となる。

 2023年の「グラン・デパール(Grand Depart、ツール・ド・フランスの開幕)」はビルバオから出発して同地でゴールを迎え、同州アラバ(Alava)で行われる第2ステージへと続く。

 ツールは来年デンマークのコペンハーゲンでスタートすることになっており、フランス国外で開幕するのは2年連続となる。2021年大会は6月26日に仏西部の港湾都市ブレスト(Brest)で幕を開ける。(c)AFP