【3月26日 AFP】オランダの画家ビンセント・ファン・ゴッホ(Vincent Van Gogh)の絵画の中でも数少ない個人所有作品である「モンマルトルの街の光景(Street Scene in Montmartre)」が25日、仏パリでオークションに掛けられ、1309万1000ユーロ(約16億8000万円)で落札された。競売大手サザビーズ(Sotheby's)が発表した。

 1887年に制作されたこの油絵は今週、初めて一般公開されていた。サザビーズによると、落札額は500万~800万ユーロ(約6億4000万~10億3000万円)の予想を大きく上回り、フランスで行われたゴッホ作品の競売では過去最高額となった。(c)AFP