【3月25日 AFP】フィギュアスケート世界選手権(ISU World Figure Skating Championships 2021)は24日、スウェーデン・ストックホルムで女子シングル・ショートプログラム(SP)が行われ、初出場の16歳アンナ・シェルバコワ(Anna Shcherbakova、ロシア連盟)が81.00点で首位発進した。

 世界選手権初出場のシェルバコワに続き、紀平梨花(Rika Kihira)が79.08点で2位、エリザベータ・トゥクタミシェワ(Elizaveta Tuktamysheva、ロシア連盟)が78.86点で3位に入った。

 坂本花織(Kaori Sakamoto)は70.38点で6位につけ、宮原知子(Satoko Miyahara)は59.99点で16位と出遅れた。

 この日はシェルバコワが輝きを見せた一方、同じ16歳の同胞アレクサンドラ・トゥルソワ(Alexandra Trusova)はコンビネーションジャンプのミスで大きく減点され、12位に沈んだ。フリースケーティング(FS)は26日に行われる。

 同日にはペアSPが行われ、昨年の欧州選手権(ISU European Figure Skating Championships 2020)を制したロシア連盟のアレクサンドラ・ボイコワ(Aleksandra Boikova)/ドミトリー・コズロフスキー(Dmitrii Kozlovskii)組が80.16点でトップに立った。

 今大会は2022年北京冬季五輪の出場枠を懸けた戦いともなっている。(c)AFP