【3月27日 CGTN Japanese】内モンゴル自治区(Inner Mongolia Autonomous Region)バヤンノール市にある烏梁素海(ウランスハイ)はここ数日、氷や雪が解けて春めいてきました。コブハクチョウは予定通り、故郷に帰って水面をパトロールし、天を飛翔し、春の情報を持ってきます。コブハクチョウは愛に忠実で、一度相思相愛になった相手と一生一緒にいます。中国のコブハクチョウの数は3000羽に届きませんが、烏梁素海は毎年1200羽以上に達しており、烏梁素海は「コブハクチョウの故郷」とも呼ばれています。

 烏梁素海水域の面積は約300平方キロメートルで、黄河流域最大の機能性湿地であり、一帯にはコブハクチョウ、マガモ、シロサギなどの鳥類が260種余り、各種魚類が20種余りいます。数年来、水生態管理により、水質は過去の劣悪V類から現在の優良V類に改善され、ここはコブハクチョウに安全な場所と豊富な食べ物を提供し、コブハクチョウの生活をより快適にしています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News