引き分けのアーセナル 「二つの顔」に指揮官いら立ち
発信地:ロンドン/英国
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【3月22日 AFP】20-21イングランド・プレミアリーグは21日、第29節の試合が行われ、アーセナル(Arsenal)は3点差をはね返してウェストハム(West Ham)と3-3で引き分けた。しかしながらアーセナルのミケル・アルテタ(Mikel Arteta)監督は、チームの一貫性の無さを酷評した。
スロースタートとなったアーセナルは、32分までにウェストハムのジェシー・リンガード(Jesse Lingard)とジャロッド・ボーウェン(Jarrod Bowen)、トマシュ・ソウチェク(Tomas Soucek)にゴールを許した。
それでもソウチェクとクレイグ・ドーソン(Craig Dawson)のオウンゴールで点差を詰めたアーセナルは、残り8分でアレクサンドレ・ラカゼット(Alexandre Lacazette)がヘディングシュートを決め、勝ち点1をもぎ取った。
スリリングな試合で勝ち点1を分け合ったことは、トップ4を目指す上で両チームに影響を残すものとはならなかった。
ウェストハムは5位にとどまり、4位チェルシー(Chelsea)との勝ち点差を2とした一方、9位のアーセナルは4位までの勝ち点差を9としている。
アルテタ監督は「前半のあの時間帯のようなプレーを受け入れることはできないから、とてもがっかりしている」とすると、「期待しているのは後半に見せたようなレベルでのプレーだ」と続けた。
「二つの顔を持っていて、いつも逆の状態になっている。一つ目の顔は相手にゴールを与えて、自分たちがすべきことをしないというもので、それでは十分ではない」 (c)AFP