W杯滑降、悪天候で最終戦中止 男女の優勝者が確定
発信地:レンツェルハイド/スイス
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【3月18日 AFP】国際スキー連盟(FIS)は17日、悪天候によりスイス・レンツェルハイド(Lenzerheide)で予定されていたアルペンスキーW杯男女滑降の最終戦が中止になったと発表した。これにより同種目は、男子はベアト・フォイツ(Beat Feuz、スイス)の4連覇が、女子はソフィア・ゴッジア(Sofia Goggia、イタリア)の2018年以来2度目の優勝が決まった。
ゴッジアは先月、膝のけがにより母国のコルティナダンペッツォ(Cortina d'Ampezzo)で行われたアルペンスキー世界選手権(FIS Alpine World Ski Championships 2021)を欠場していた。
男子総合ではアレクシス・パンテュロー(Alexis Pinturault、フランス)が2位のマルコ・オデルマット(Marco Odermatt、スイス)に31ポイント差、女子総合ではペトラ・ブルホバ(Petra Vlhova、スロバキア)がララ・グートベーラミ(Lara Gut-Behrami、スイス)に96ポイント差をつけそれぞれ首位につけている。W杯では各種目の優勝者に100ポイントが与えられる。
今季のアルペンスキーW杯は、天候が許せばレンツェルハイドで18日から21日にかけて行われるスーパー大回転、大回転、回転の3戦で終了となる。(c)AFP