【3月18日 AFP】テニス、ドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2021)は17日、男子シングルス3回戦が行われ、錦織圭(Kei Nishikori)は6-4、6-4でアリャス・ベデネ(Aljaz Bedene、スロベニア)との接戦を制し、自身初の大会8強入りを果たした。

 錦織は「第2セットは相手の方が終始良いプレーをしていたと思う。だから勝利を手にするのはタフだったが、最後の数ゲームではすべてのポイントでよりアグレッシブに、より集中して臨んだ」と試合を振り返った。

 2年ぶりのツアー4強入りを目指す31歳の錦織は、18日の準々決勝で予選勝者のロイド・ハリス(Lloyd Harris、南アフリカ)と対戦する。

 大会第2シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev、ロシア)は6-3、6-1で第15シードのテイラー・フリッツ(Taylor Fritz、米国)を退けて今季マッチ15勝目を飾った。

 今シーズン出場した4大会でいずれも8強入りを果たしているルブレフは、準々決勝でマートン・フチョビッチ(Marton Fucsovics、ハンガリー)と戦う。ルブレフは7日のABNアムロ世界テニストーナメント(ABN AMRO World Tennis Tournament 2021)決勝でフチョビッチに勝利している。

 第16シードのヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)は、2018年大会の王者で第4シードのロベルト・バウティスタ・アグト(Roberto Bautista Agut、スペイン)を6-4、3-6、7-5で破り、今季3度目の準々決勝進出を果たした。

 次戦は今年の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2021)で4強入りしたアスラン・カラツェフ(Aslan Karatsev、ロシア)と対戦する。

 第3シードのデニス・シャポバロフ(Denis Shapovalov、カナダ)は6-4、6-3でホベルト・ホルカシュ(Hubert Hurkacz、ポーランド)を退け、好調のベテラン、ジェレミー・シャーディ(Jeremy Chardy、フランス)との準々決勝へ駒を進めた。(c)AFP/Reem Abulleil