【3月16日 AFP】米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)、タンパベイ・バッカニアーズ(Tampa Bay Buccaneers)のTEロブ・グロンコウスキー(Rob Gronkowski)が、1年最大1000万ドル(約10億9000万円)でチームと再契約したと、15日にリーグの公式サイトで報じられた。

 将来の米国プロフットボール殿堂(Pro Football Hall of Fame)入り候補に挙げられているグロンコウスキーは、2021年シーズンの給与として800万ドル(約8億7000万円)に加え、出来高で200万ドル(約2億2000万円)を受け取ると伝えられた。

 31歳のグロンコウスキーは昨年現役復帰を果たし、ニューイングランド・ペイトリオッツ(New England Patriots)時代のチームメートで親友のQBトム・ブレイディ(Tom Brady)と再合流。バッカニアーズが31-9でカンザスシティ・チーフス(Kansas City Chiefs)を下した先月の第55回スーパーボウル(Super Bowl LV)では、二つのタッチダウンを決める活躍をみせた。

 12日にはブレイディがチームとの契約延長に合意し、少なくとも今後2シーズンは残留することが決まっていた。

 NFLでは15日にフリーエージェント(FA)選手との交渉が解禁される中、バッカニアーズはスターLBのシャキール・バレット(Shaquil Barrett)との契約にもこぎつけた。同選手は4年最大7200万ドル(約78億6000万円)で契約し、そのうち3600万ドル(約39億3000万円)の給与が確約されている。

 バレットは昨季、圧倒的な強さを誇る守備陣の要として活躍。ナショナル・カンファレンス(NFC)決勝ではグリーンベイ・パッカーズ(Green Bay Packers)のQBアーロン・ロジャース(Aaron Rodgers)を3度サックし、続くスーパーボウルでもチーフスのQBパトリック・マホームズ(Patrick Mahomes)に1度のサックを浴びせた。(c)AFP