【3月15日 AFP】20-21ドイツ・ブンデスリーガ1部は14日、第25節の試合が行われ、アルミニア・ビーレフェルト(Arminia Bielefeld)は堂安律(Ritsu Doan)と奥川雅也(Masaya Okugawa)の日本人コンビがそれぞれ得点を挙げ、バイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)を2-1で下した。

 アウェーで金星を挙げたビーレフェルトは1月以来の降格圏脱出となり、レバークーゼンにとってこの敗戦は来シーズンの欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)出場権獲得を目指す上で痛手となった。

 奥川はライブストリーミングサービス「DAZN(ダゾーン)」に、「非常に重要な白星を挙げられた試合でブンデスリーガの初ゴールを決めることができて、とてもうれしい」とコメント。

 また、祝杯を挙げるかと問われると「いや! ビールは苦手!」と答えた。

 ビーレフェルトが降格圏に1ポイント差をつけた一方、レバークーゼンは6位転落となり、4位との勝ち点差は4にまで広がった。

 最初の15分で劣勢だったビーレフェルトだが、クリスチャン・ゲバウアー(Christian Gebauer)の右サイドからのクロスに堂安が合わせると、これがクロスバーに当たってネットを揺らし、最初の枠内シュートで先制した。

 堂安の今季リーグ4点目でリードしたビーレフェルトは、後半も押される展開となったが、カウンターから相手GKと1対1となった24歳の奥川が冷静に移籍後初ゴールを奪い、スコアを2-0とした。

 ビーレフェルトは85分、パトリック・シック(Patrik Schick)に1点を返されたもののこのまま逃げ切り、今季6勝目を挙げた。(c)AFP