【3月10日 AFP】米マイクロソフト(Microsoft)傘下のビジネス向け交流サイト(SNS)「リンクトイン(LinkedIn)」は9日、中国でのコンプライアンス(法令順守)状況を調べる間、同国での新規ユーザー登録を一時停止すると発表した。

 リンクトインは、中国の厳しい検閲法を順守することに同意した上で、2014年に中国語版サービスを開始した。現在中国で5000万人以上が利用している。

 社会の安定の名の下に、政治的にデリケートだとみなされる話題はすべて検閲され、不適切と判断されたコンテンツは非公開とするようインターネット大手に強く求める中国で、リンクトインは国内からアクセスできる数少ない国際プラットフォームとなっていた。

 具体的にどの法律に触れたのかは、今のところ明らかになっていない。(c)AFP