【3月10日 AFP】日本サッカー協会(JFA)は10日、日本代表が25日に神奈川県横浜市の日産スタジアム(Nissan Stadium)で韓国代表と国際親善試合を行うと発表した。

 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)以降、日本がホームゲームを開催するのは初めてで、この試合に関する観客数の制限については明かされていない。

 首都圏の1都3県では21日まで緊急事態宣言が発令されており、その間の国内スポーツイベントの観客数は、5000人か収容定員の半分の少ない方に制限されている。

 日本がホームゲームを戦ったのは1-4で敗れた2019年11月のベネズエラ戦が最後だが、昨年は海外組限定で欧州で4試合の親善試合を行った。

 日本代表の森保一(Hajime Moriyasu)監督は、「コロナ禍でありながらこの試合が開催できるのは、多くの方々のご尽力があったからだと思っています。ご協力いただいた皆さまに感謝します。この試合の開催に手を尽くしてくださった方々、そして日本代表を応援してくださる皆さんにこの試合の勝利を喜んでいただくと共にプレーを通して勇気と元気を伝えられるよう全力で戦います」とコメントした。

 日本は当初、W杯カタール大会(2022 World Cup)予選のミャンマー戦を25日にホームで行うはずだったが、この一戦は同国の軍事クーデターを受けて延期となっていた。

 日本のW杯予選は30日のモンゴル戦から再開される予定で、この試合はモンゴルのホームゲーム扱いながらパンデミックを理由に日本で行われる。(c)AFP