【3月1日 AFP】男子テニス、シンガポール・テニス・オープン(Singapore Tennis Open 2021)は28日、シングルス決勝が行われ、オーストラリアのアレクセイ・ポピリン(Alexei Popyrin)が4-6、6-0、6-2の逆転で大会第4シードのアレクサンダー・バブリク(Alexander Bublik、カザフスタン)を破り、ツアー初優勝を果たした。

 出だしにつまずき第1セットを落としたポピリンだったが、そこから反撃して第2セットを6-0で奪取。最終セット序盤はバブリクが抵抗し、互いにサービスキープを繰り返して2-2まで並んだが、ポピリンが途中から突き放してタイトルを手にした。

 準決勝では元世界ランク3位のマリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)を破った21歳は、「初のATPタイトルを取れて信じられない気分」と喜び、「トップ選手と戦えるという自信は常に持っている。それがなければ優勝できなかっただろう。良いスタートになったし、この結果にさらに積み重ねていきたい」と話した。(c)AFP