【2月27日 AFP】フランス・リーグ1のオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)は26日、アルゼンチン出身のホルヘ・サンパオリ(Jorge Sampaoli)氏を新監督に指名した。米国人オーナーのフランク・マコート(Frank McCourt)氏が発表した。契約期間は2023年6月までとなっている。

 チリやアルゼンチン代表、スペイン1部リーグのセビージャFC(Sevilla FC)などを率いた実績を持つサンパオリ氏は、今月初めに職務停止となったアンドレ・ビラス・ボアス(Andre Villas-Boas)前監督の後任となる。

 マコート氏は「新しいチャプター」を開始し、クラブ内に「重大な変化」をもたらすことを約束した。また、ファンの不満の的となっていたジャック・アンリ・エイロー(Jacques-Henri Eyraud)会長を解任し、パブロ・ロンゴリア(Pablo Longoria)スポーティング・ディレクター(SD)を後任に選出した。

 新型コロナウイルスの影響で打ち切りとなった昨季は2位だったマルセイユだが、今シーズンは現在首位リール(Lille OSC)と20ポイント差の7位に沈むなど、不振にあえいでいる。(c)AFP