【2月27日 AFP】サッカーヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2020-21)決勝トーナメント2回戦の組み合わせ抽選会が26日、スイス・ニヨン(Nyon)で行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)とACミラン(AC Milan)が激突することが決まった。

 ミランに所属するズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)は、ユナイテッドで2017年のヨーロッパリーグ優勝を経験しており、今回は古巣との対決となる。

 しかし今回の対戦では、昨年11月途中からイングランド・プレミアリーグで1敗しかせず、2位を走っているユナイテッドが有利とみられる。一方のミランは直近5戦で3敗し、イタリア・セリエA首位の座を宿敵インテル(Inter Milan)に献上。欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)出場権を狙うライバルたちも背中に迫ってきている。

 前日にフランス・リーグ1首位のリール(Lille OSC)を破ったアヤックス(Ajax)は、スイスのBSCヤングボーイズ(BSC Young Boys)と対戦する。

 ヨーロッパリーグ初出場で16強入りを果たしたグラナダ(Granada CF)はノルウェーのモルデFK(Molde FK)と、ASローマ(AS Roma)はパウロ・フォンセカ(Paulo Fonseca)監督の古巣シャフタール・ドネツク(Shakhtar Donetsk)とそれぞれ顔を合わせる。

 プレミア勢のトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)とアーセナル(Arsenal)は、それぞれディナモ・ザグレブ(Dinamo Zagreb)とオリンピアコス(Olympiacos)と対戦。グラスゴー・レンジャーズ(Glasgow Rangers)はスラビア・プラハ(Slavia Prague)と相まみえる。(c)AFP