【2月27日 AFP】フランス東部バラン(Bas-Rhin)県で25日、田舎道を時速191キロで走行しスピード違反で捕まった88歳の男が、新型コロナウイルスのワクチン接種の予約に遅れていたと説明していたことが分かった。

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 警察のフェイスブック(Facebook)によると、現場の制限速度は時速110キロだった。警察は男から運転免許証と車を取り上げた。

 フランスでは先月から75歳以上の国民に優先してワクチン接種を実施している。この方法は成果を挙げており、ジャン・カステックス(Jean Castex)首相は25日、80歳以上の新規感染率が低下していると発表した。ただ、他の年齢層では増加している。(c)AFP