【2月25日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間24日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は248万6116人に増加した。

【図解】新型コロナウイルス感染症:長引く症状

 これまでに世界で少なくとも1億1207万9230人の感染が確認され、少なくとも6780万3500人が回復した。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

 検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 23日には世界全体で新たに1万1665人の死亡と41万5997人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の2306人。次いでブラジル(1386人)、メキシコ(1273人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに50万2681人が死亡、2826万1619人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は24万8529人、感染者数は1025万7875人。以降はメキシコ(死者18万1809人、感染者205万2266人)、インド(死者15万6567人、感染者1103万176人)、英国(死者12万1305人、感染者413万4639人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの189人。次いでチェコ(184人)、スロベニア(182人)、英国(179人)、イタリア(159人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が83万7871人(感染3686万4119人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が66万4682人(感染2090万691人)、米国・カナダが52万4428人(感染2911万2869人)、アジアが25万3080人(感染1597万7756人)、中東が10万2941人(感染534万4396人)、アフリカが10万2167人(感染384万7262人)、オセアニアが947人(感染3万2140人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP