【2月24日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)は23日、各地で決勝トーナメント1回戦第1戦が行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は国内での不調を払いのけて、敵地でラツィオ(SS Lazio)に4-1で快勝した。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部のここ2試合で勝ち点5を下りこぼしているバイオエルンだったが、序盤にロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)が先制点を挙げると、17歳のジャマル・ムシアラ(Jamal Musiala)が欧州大会出場4試合目にしてチャンピオンズリーグ初ゴールを決めた。

 26日に18歳の誕生日を迎えるムシアラは、イングランド人選手としては大会史上最年少での得点を記録している。

 敵地スタディオ・オリンピコ(Stadio Olimpico)でリロイ・ザネ(Leroy Sane)がハーフタイムを前に3点目を挙げたバイエルンは、後半開始直後にはフランチェスコ・アチェルビ(Francesco Acerbi)のオウンゴールで4点目を挙げると、ラツィオの反撃をホアキン・コレア(Joaquin Correa)の1点に抑えた。

 シモーネ・インザーギ(Simone Inzaghi)監督率いるラツィオは準々決勝進出に向けて、3月17日に敵地ミュンヘン(Munich)での第2戦で奇跡に近いものが必要となる。(c)AFP