【2月21日 AFP】20-21イングランド・プレミアリーグは20日、第25節の試合が行われ、サウサンプトン(Southampton FC)は南野拓実(Takumi Minamino)のゴールで先制するも後半に追いつかれ、チェルシー(Chelsea)と1-1で引き分けた。

 ホームのサウサンプトンは33分、ネイサン・レドモンド(Nathan Redmond)が中に切り込んでチェルシーDFの間に鮮やかなパスを通すと、リバプール(Liverpool FC)からローンで加入している南野が華麗なフェイントでGKエドゥアール・メンディ(Edouard Mendy)とセサル・アスピリクエタ(Cesar Azpilicueta)を欺き、冷静にゴールを決めた。

 直近6試合で1失点しか喫していなかったチェルシーは、後半に入るとメイソン・マウント(Mason Mount)が自身で獲得したPKを決め、1月にトーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)監督が就任してから続く公式戦の無敗を7試合にまで伸ばした。

 解任されたフランク・ランパード(Frank Lampard)前監督を悩ませた課題を思い起こさせるパフォーマンスだったチェルシーは、ボールを支配したものの追加点は決められず、守備面のミスによって代償を払わされることとなった。

 公式戦の連勝が5試合でストップし、暫定で4位につけているチェルシーだが、トゥヘル監督は来週に予定されているアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)決勝トーナメント1回戦第1戦で、パフォーマンスの大幅な改善を要求するだろう。(c)AFP