【2月18日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)のギャレス・ベイル(Gareth Bale)の代理人を務めるジョナサン・バーネット(Jonathan Barnett)氏は17日、同選手がレギュラーでプレーしていないのは、タイトルに彩られたそのキャリアが終わりに近づいているからだと話した。

 ベイルが昨年9月にスペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)から、世界的名手への階段を上った古巣トッテナムにローン移籍した際には、選手とクラブの双方にぴったりだとして歓迎された。しかし、ベイルの復帰以降チームはリーグ戦22試合を消化したが、同選手の先発出場はわずか2試合にとどまっている。

 チームを率いるジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督は先週、エバートン(Everton)に敗れたFAカップ(FA Cup 2020-21)5回戦でメンバー外だったにもかかわらず、インスタグラム(Instagram)でコンディションが良かったことを示唆する投稿をしたベイルに疑問を呈していた。

 英紙フィナンシャル・タイムズ(Financial Times)のイベントに登場したバーネット氏は、ベイルがコンスタントにプレーしていない理由について問われると、「彼はキャリアの終わりに近づいている。そのことについてはモウリーニョにたずねるべきだ」と答えた。

 またバーネット氏は、レアル時代に2度のリーグ優勝と4度の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)制覇を経験したベイルの実績を擁護し、「人々は『彼に何が起きた?』と言うが、彼は国外で史上最も多くのタイトルを獲得してきた英国人選手だ」と語った。

「彼は金銭面でも非常に成功し、余生を送るには十分な金を持っている。とても良いライフスタイルを手に入れている。それが彼に起きたことだ」 (c)AFP