【2月16日 AFP】(更新、写真追加)ミャンマー軍事政権が、アウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)国家顧問を、今度は自然災害管理法違反で再び訴追したと、スー・チー氏の弁護人が16日、発表した。

 キン・マウン・ゾー(Khin Maung Zaw)弁護士はAFPに対し、スー・チー氏が「国家自然災害管理法(違反)で再び訴追された」と明らかにした。

 クーデターで拘束されたスー・チー氏は先に、自宅に携帯型無線機を所有していたとして、輸出入法違反で訴追されていた。

 一方、国軍の報道官で、クーデター後に情報副大臣に就任したゾー・ミン・トゥン(Zaw Min Tun)氏は同日会見し、スー・チー氏とウィン・ミン(Win Myint)大統領について「逮捕されたようではない、自宅にいるのだから」と述べ、両氏は「より安全な場所」におり「健康状態は良好」だと明かした。

 スー・チー氏の弁護人と同氏が率いる国民民主連盟(NLD)は、同氏が首都ネピドーの自宅で軟禁下に置かれているとみているものの、直接連絡は取れていないとしている。(c)AFP