【2月15日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2021)は15日、男子シングルス4回戦が行われ、大会第2シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は6-3、6-4、6-2で第16シードのファビオ・フォニーニ(Fabio Fognini、イタリア)に快勝し、準々決勝進出を果たした。

 ナダルはフォニーニに対して四大大会(グランドスラム)では過去1勝1敗だったが、この日は全く危なげなく勝利を収め、グランドスラム通算43回目の8強入りを決めた。

 単独最多となる21回目のグランドスラム優勝まであと3勝に迫ったナダルは試合後、「準々決勝に勝ち残れてうれしい。大きな意味がある。前向きな要素だ」と喜んだ。

 次戦は第5シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)と対戦する。チチパスは対戦予定だった第9シードのマッテオ・ベレッティーニ(Matteo Berrettini、イタリア)が腹部のけがで試合前に棄権したことで、準々決勝に駒を進めた。(c)AFP