【2月14日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2021)は13日、女子シングルス3回戦が行われ、大会第1シードのアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)は6-2、6-4で第29シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(Ekaterina Alexandrova、ロシア)を下し、4回戦に進出した。

 バーティはオールラウンドに力を発揮して強打のアレクサンドロワを苦しめ、ストレートで快勝を収めた。大会はこの日から5日間の無観客開催に入ったが、ファンのいないマーガレット・コート・アリーナ(Margaret Court Arena)で、バーティはこれまでとは違う難しい状況を楽しんだ。

 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)が起こる中、昨シーズンをほぼ全休し、他国での無観客大会に出場する機会がなかったバーティは、「新しい環境に飛び込む自分を楽しんだ」と話した。

「今までにない経験だった。ときどき、針が落ちる音も聞こえそうなほどだった」

「ボールの音に集中を狭めることができた。自分でもかなりうまく乗り切れたと感じている」

 バーティは4回戦でシェルビー・ロジャース(Shelby Rogers、米国)と対戦する。ロジャースは6-4、6-3で第21シードのアネット・コンタベイト(Anett Kontaveit、エストニア)を破って勝ち上がった。

 第5シードのエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)は6-4、6-0で第26シードのユリア・プチンツェワ(Yulia Putintseva、カザフスタン)に勝利した。(c)AFP