ロシアの秘密兵器が番狂わせ 第8シード撃破で全豪OP16強
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【2月13日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2021)は12日、男子シングルス3回戦が行われ、予選勝者で世界ランク114位のアスラン・カラツェフ(Aslan Karatsev、ロシア)が6-3、6-3、6-3で大会第8シードのディエゴ・シュワルツマン(Diego Schwartzman、アルゼンチン)に完勝するという今大会最大の番狂わせを演じた。
今大会でメルボルンパーク(Melbourne Park)でのデビューを飾ったカラツェフは、ここまで1セットも落とさぬ驚きの快進撃で第20シードのフェリックス・オジェ・アリアシム(Felix Auger-Aliassime、カナダ)との4回戦に進出した。
この日の試合では、まさにロシアの秘密兵器ぶりを発揮して9本のサービスエースを含む計50本のウイナーを連発。わずか5本のウイナーしか返せなかったシュワルツマンを大きく動揺させ、1時間52分で撃破してみせた。
27歳のカラツェフは過去9回にわたって四大大会(グランドスラム)の本戦出場を目指し、けがに悩まされるなどしていずれも予選敗退に終わっていたが、ようやく今大会でその壁を突破し、チャンスを最大限に生かしている。グランドスラムで予選勝者が16強入りを果たすのは、ここ21年間では同選手がわずか5人目となっている。
「信じられない気持ちだ。予選を突破しただけでも、心からうれしかった」というカラツェフは、前週行われた国別対抗戦ATPカップ(ATP Cup 2021)でダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)やアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)とともにロシアの優勝に貢献しており、「数年前に大きな膝の手術を受けていたから、母国代表として出場した先週のATPカップは本当に自信になった」と語った。(c)AFP
